2025/05/08 18:29


家具は、本来何かに使うための機能が備わっています。しかし、時間を経た家具には、もはや使うためではなく、ただそこにあるだけで美しいと感じさせてくれるものがあります。

時間とともに、磨き、深められた質感、痕跡が染み込んだ木肌など、もともとの"機能"から解放され、“背筋が伸びる静けさ"や"美しさ"を感じるといった、別の意味や感情を引き出すものへと変化していくように思います。

“ただ使うだけのもの”から、オブジェと同じように“自分の感性と響き合う存在”として、選んでみると生活空間がより楽しいものへと変化します。