2025/05/18 23:44

“ズレ”を楽しむ遊び心

インテリアや日用品を選ぶとき、「遊び心のあるものが好き」と感じる人は多いと思います。たとえば、派手な柄やポップな形は、見た目にもわかりやすく、親しみやすい存在です。けれど、そうした“わかりやすさ”は...

2025/05/17 13:13

"構造のユーモア"

構造のユーモアショーケース?そう思って近づくと、何かが違う。バランスが少しずれているようでいて、しっかりと立っている。不安定なようで、安心感がある。この矛盾が、不思議と心地いいこの家具の魅力は、既...

2025/05/16 08:10

“なんとなく好き”を信じてみる

私たちは日々、多くの情報や評価のなかで生きています。その中でふと、「自分が本当に好きなものってなんだっけ?」とわからなくなることはないでしょうか。落語『粗忽長屋』は、他人の言葉に流され、“自分の死体...

2025/05/15 00:42

"KAGO"

この作品は、江戸時代に実際に使われていた駕籠をもとに再構築されたものです。駕籠(かご)は、江戸の街道を行き交う人々の姿を思い起こさせる、日本の伝統的な乗り物。その歴史あるかたちが、アーティストKATSU...

2025/05/13 23:26

"枠"の外にある魅力

映画作品をジャンルで選ぶのは便利ですが、 それが当たり前になると、「ジャンルに収まらない作品」が見えづらくなります。 SFだけど人間ドラマが濃い、ホラーだけど笑える──そんな多層的な作品は、どのジャ...

2025/05/12 23:52

"幾何"のある空間

シンプルな直線や幾何学的な構造でつくられたものには、静けさと、秩序をともなった緊張感が漂います。一方で、丸や四角、三角、直線、対称といった要素が生み出す秩序は、どこか心を落ち着かせてくれます。円や...

2025/05/12 00:12

"非日常"を灯す

デザイン性の高いランプは照らすだけの道具ではなく、昼間は静かなオブジェのように佇み、夜になると光る生き物のように変化するアートピースです。ランプが持つ魅力は、日常の中にほんの少しの「非日常」を持ち...

2025/05/10 22:33

"走らせない地図"と"描けないリンゴ"

連日報道される大阪万博ですが、1970年の万博では開催当初、入場者が開門と同時に殺到し、人同士が衝突することが問題になっていたそうです。その解決方法として、主催者は「門を広げる」でもなく、「警備員を増...

2025/05/09 13:01

ただの"シンプル"ではない

一見すると華奢な佇まいの家具。こういった家具には、空間に軽やかさと抜け感をもたらし、木の薄さが構造の“線”を際立たせて、幾何学的な美しさを感じます。さらに、置くものを幅広く受け入れる柔軟さも備えた絵...

2025/05/08 18:29

"使う"から"感じる"

家具は、本来何かに使うための機能が備わっています。しかし、時間を経た家具には、もはや使うためではなく、ただそこにあるだけで美しいと感じさせてくれるものがあります。時間とともに、磨き、深められた質感...

2025/05/07 12:14

"見方が変わる"と"モノ"が変わる

20世紀初頭のフランスで生まれた芸術運動「ピュリズム」は、日用品や機械部品といった「機能的なもの」の中に、構造としての美しさを見出しました。一方で、それらが使われる道具であるがゆえに見落とされている...

2025/05/06 13:28

"時間がつくった造形"と"人が見出す美"が出会うこと

アンティークがアートの一つとして扱われるのは、"時間を経て産まれた造形(美的価値)"を"人が見出す"こと、かと思います。風化、欠け、変色、摩耗など、それらは「劣化」ではなく、「記憶」と「質感」の積層で...

2025/05/05 17:13

“意味のないもの”を置く理由

ここ数日、小さなオブジェを出品しております。最近起きたある出来事で、アートとは何か、やオブジェを置く意味とは等を再度考えていました。アートとはの話は長くなるので、その話は改めて別の機会にと思ってお...