2025/05/08 18:29

"使う"から"感じる"

家具は、本来何かに使うための機能が備わっています。しかし、時間を経た家具には、もはや使うためではなく、ただそこにあるだけで美しいと感じさせてくれるものがあります。時間とともに、磨き、深められた質感...

2025/05/07 12:14

"見方が変わる"と"モノ"が変わる

20世紀初頭のフランスで生まれた芸術運動「ピュリズム」は、日用品や機械部品といった「機能的なもの」の中に、構造としての美しさを見出しました。一方で、それらが使われる道具であるがゆえに見落とされている...

2025/05/06 13:28

"時間がつくった造形"と"人が見出す美"が出会うこと

アンティークがアートの一つとして扱われるのは、"時間を経て産まれた造形(美的価値)"を"人が見出す"こと、かと思います。風化、欠け、変色、摩耗など、それらは「劣化」ではなく、「記憶」と「質感」の積層で...

2025/05/05 17:13

“意味のないもの”を置く理由

ここ数日、小さなオブジェを出品しております。最近起きたある出来事で、アートとは何か、やオブジェを置く意味とは等を再度考えていました。アートとはの話は長くなるので、その話は改めて別の機会にと思ってお...